披露宴でのスピーチ、挨拶

冠婚葬祭のマナー

結婚式の挨拶を頼まれたと言っても、新郎新婦との関係は、会社の同僚や部下、友人、親戚と、様々な間柄にあると思われますが、結婚式の挨拶は、基本的にはどのような場合でも構成は同じです。それではここで、結婚式の挨拶の際に気をつけるべきポイントをご紹介します。 1.長くならないように 長〜い話はなるべく避けましょう。400字詰め原稿用紙で2〜3枚程度が丁度良いでしょう。時間にして概ね3分程度が目安です。 2.原稿を用意する 結婚式のスピーチは、原稿を読みながらで構いません。時間配分や忌み言葉に気をつける為にも、原稿をあらかじめ用意した方が良いでしょう。 3.聞き取りやすく話す 話し口調は、ゆっくり、はっきり、大きな声で。マイクには、近すぎず、離れすぎずです。 4.禁句に気をつける 「切る」「切れる」「分ける」「出る」「去る」「終わる」「閉じる」「戻る」「落ちる」「落とす」「下げる」「最後」等は、縁起の悪い言葉で、結婚式では禁句です。また、「重ね重ね」「くれぐれも」「しばしば」と言った重ね言葉もタブーです。 5.暴露話はしない 結婚式で挨拶で、ウケをねらっての暴露話はいけません。また、冗談などもよくありません。下ネタや下品な話題も避けましょう。 6.政治と宗教の話は禁句 考え方は人それぞれです。政治と宗教の話は、対立する意見をお持ちの方が必ずと言って良いほどいらっしゃいます。政治と宗教の話は、可能な限り避けましょう。 大勢の人前で話すのは誰もが緊張するものです。あがったり、お酒が入っていると頭が真っ白になる事も少なくありません。 原稿を用意して、伝えたいことをきちんと整理しておいたほうがよいでしょう。

 

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